第97回 かごしま食育レシピ掲載「干し大根の漬物」27年2月3日
鎌田瑞恵さん担当の「干し大根の漬物」が南日本新聞に掲載されました。
干し大根の漬物
NPO法人 霧島食育研究会 鎌田瑞恵
材料
大根 3本分
調味液
酢 50cc
みりん 100cc
薄口醤油 200cc
砂糖 200g~250g( 好みで加減する)
作り方
① 大根は皮をむき、上下半分に切り、さらに縦に4等分にし、ひもなどにかけ、風通しのよい所で、4,5日干す。カラカラになる手前、すこし水分がのこった状態が良い。
② ①の干し大根を2㎝ほどの長さに切る。
③ 酢、みりん、薄口醤油、砂糖を鍋に入れ砂糖がとけるまで火にかける。
④ ②の干し大根を③を冷ましたものに漬ける。二日後には食べられる。
この冬、実家の軒先にはたくさんの大根が干されていました。母が、農家の叔母に教わったとのことで、とても張り切って「干し大根の漬物」をたくさん作り、年末年始の親戚の集まりにふるまっていました。
母の大根の干し方は、大根を上下半分に切り、縦に四等分にして風通しの良いところで4~5日天日に干し、水分が少し残った状態にするやり方です。カラカラになる手前の状態が良いようです。
干し大根に甘からめの調味料がしみ込んで、カリカリとした歯ごたえが何ともいえず、私も子ども達も大好きになりました。作り方を尋ねると、とてもシンプルで簡単に出来そうでしたので、早速作ってみました。ごはんのお供に常備菜として、またお茶うけに、鹿児島独特の手のひら(手皿)にのせて食べると美味しさも更に増すようです。
大根のおいしい季節です。ぜひ作ってみてください。市販の干し大根で作ってもいいですね。