南日本新聞「かごしま食育レシピ」掲載。第99回「春野菜の豚ロール」27年4月15日


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野菜の豚ロール

 

NPO法人霧島食育研究会 堀之内美穂

 

小学3年の娘と料理するのが休日の楽しみの一つです。娘は野菜が少し苦手なのですが、家庭菜園の玉ねぎを、いっしょに収穫してサラダにしたり、ハンバーグに入れると喜んで食べてくれます。ハンバーグをこねるときは、丸い形だけでなく、いろいろと工夫してかわいいハート型にしたり、煮物を作るときは人参を星形に型抜きしたりと、自分で作ったという達成感や、かわいい形でさらに楽しく食事しています。

 

最近のお気に入りが、春野菜を豚肉で巻きフライにしたこの料理。アスパラガスやニンジン、山芋など、色合いがきれいです。私は山芋の皮むきで手がかゆくなるのですが、娘は大丈夫なので、ピーラーでむいてくれました。チーズを入れたものをいくつか作ると、食べた時「当たり!」と言って喜んで食べています。野菜のシャキシャキ、サクサクとした食感と豚肉のうま味が食欲をそそります。つけるソースはお好みですが、娘はケチャップ、静岡出身の私は「味噌カツ用の味噌だれ」、関西出身の夫は「ソース」で食べています。お好みでどうぞ。

 

 

 

材料 4人分

 

豚ローススライス 8枚(200g)

 

塩・コショウ 適宜

 

山芋 100g

 

新ごぼう 80g

 

人参 100g

 

アスパラガス 2~3本

 

チーズ 80g

 

小麦粉・溶き卵・パン粉 適宜

 

ケチャップ、ソースなど

 

 

 

①    アスパラガスは塩少々を入れた湯で茹で、3~4等分に切る。

 

②    新ごぼう、人参はひょうし木に切りにして油で素揚げし、山芋・チーズもひょうし切りにする。

豚肉を広げ塩コショウをし、①②を3~4種類組み合わせて芯にして、くるくるまき小麦粉を全体につけ、溶いた卵、パン粉の順でつけ、170度の油できつね色になる

 

第97回 かごしま食育レシピ掲載「干し大根の漬物」27年2月3日


鎌田瑞恵さん担当の「干し大根の漬物」が南日本新聞に掲載されました。

干し大根の漬物

NPO法人 霧島食育研究会 鎌田瑞恵

 

材料

 

大根  3本分

調味液

酢 50cc

みりん 100cc

薄口醤油 200cc

砂糖 200g~250g( 好みで加減する)

 

作り方

①   大根は皮をむき、上下半分に切り、さらに縦に4等分にし、ひもなどにかけ、風通しのよい所で、4,5日干す。カラカラになる手前、すこし水分がのこった状態が良い。

②   ①の干し大根を2㎝ほどの長さに切る。

③   酢、みりん、薄口醤油、砂糖を鍋に入れ砂糖がとけるまで火にかける。

④    ②の干し大根を③を冷ましたものに漬ける。二日後には食べられる。

 

この冬、実家の軒先にはたくさんの大根が干されていました。母が、農家の叔母に教わったとのことで、とても張り切って「干し大根の漬物」をたくさん作り、年末年始の親戚の集まりにふるまっていました。

母の大根の干し方は、大根を上下半分に切り、縦に四等分にして風通しの良いところで4~5日天日に干し、水分が少し残った状態にするやり方です。カラカラになる手前の状態が良いようです。

干し大根に甘からめの調味料がしみ込んで、カリカリとした歯ごたえが何ともいえず、私も子ども達も大好きになりました。作り方を尋ねると、とてもシンプルで簡単に出来そうでしたので、早速作ってみました。ごはんのお供に常備菜として、またお茶うけに、鹿児島独特の手のひら(手皿)にのせて食べると美味しさも更に増すようです。

大根のおいしい季節です。ぜひ作ってみてください。市販の干し大根で作ってもいいですね。

 

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第96回掲載「かごしま食育レシピ」27年1月6日


今日の南日本新聞掲載の「かごしま食育レシピ」は、霧島食育研究会理事の冷水美樹さん担当で「おでん」でした。
冷水さんは、病院の管理栄養士さん。約20年、給食管理や病態栄養管理に取り組んでおられます。研究会発足時のメンバーです。
煮ものとか団子とかとてもお得意です。今回は、幼いころからの味を紹介してくださいました。撮影はもちろん峯下さん。カラーの掲載でうれしいです。

今回でこのコーナーの96回目の掲載です。来月で丸9年です。
ありがとうございます!

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おでん

NPO法人 霧島食育研究会 冷水美樹

[材料(4人分)]

牛すじ肉 串に刺して4本(200g)

卵      4個

厚揚げ    2枚

ちくわ    2本

大根     300g

里芋     中4個

こんにゃく  1丁

野菜昆布   10g

巾着

油あげ   4枚

餅     4個

かんぴょう 適量

油あげ   4枚

白菜    100g

もやし   100g

人参     20g

かんぴょう 適量

練り辛子   少量

煮こみ汁

出し汁

だし昆布 20センチ

かつおぶし 30g

水 2200cc

塩     小さじ1

薄口醤油  大さじ6

みりん   大さじ6

酒     大さじ6

 

 

〈作り方〉

①    だしをとる(だし昆布を、分量の水に漬け、30分たったら火にかけ沸騰直前に取り出す。その鍋にかつお節を入れ再度沸騰したら火を止め、3分したらこす。)

②    牛すじ肉は下茹でしきれいに洗い、一口大に切り竹串にさす。卵は茹で卵にし、厚揚げ・

油揚げはお湯をかけ油抜きする。厚揚げは三角形に切り、ちくわは2等分する。

②大根は輪切りにし、里芋は皮をむき、こんにゃくは三角形に切り、それぞれ茹でる。かんぴょう・野菜昆布は水で戻す。

④千切りした白菜・人参、もやしを茹でる。油揚げの1辺を切り、餅と野菜をそれぞれ

入れ、かんぴょうで口を結び巾着を作る。野菜昆布は結び昆布にする。

⑤①の出し汁に調味料を加えた煮込み汁で、牛すじ肉・茹で卵・こんにゃくを1時間くらい煮、その後残りの材料を味がしみ込むまで煮込む。

 

 

 

 

 

 

寒くなると食べたくなる「おでん」。子どものころは、学校から帰りドアを開けた瞬間に何とも言えないいい香りで「あっ、今日はおでんだ」とわかり、うれしかったものです。

両親と弟と私で囲むおでんは、おいしく温かく楽しかった思い出の一つ。弟の好きな具は「卵」で、私は「餅入りの巾着」。野菜ともちの二種の巾着は、見た目はわからないので、「餅かな、野菜かな」と迷いながらとり、餅のときには「あっ餅だ!」と嬉しかったものです。

もともと、おでんは「御田」と書き、元々豆腐を焼いて味噌をぬる「田楽」が変化したものだそうです。各家庭でいろいろな味や食材のおでんがあると思いますが、我が家では昆布とかつおでだしをとり、牛すじ肉や巾着・大根などの野菜を入れます。自分で作るようになった今でも野菜がたっぷりとれ重宝している一品です。

今年の冬も、あつあつおでんを食卓で囲み体も心も温まりたいと思います。