数の子なます
子孫繁栄と家族の平和を願う縁起物
お正月に使う食材には「縁起を担ぐ」意味合いのものが多く、数の子もその一つ。ニシンの卵であることから「二親(にしん)健在」、その卵の多さから「子孫繁栄」の願いが込められています。なますは大根と人参で紅白にすると、めでたさも一層増します。
塩数の子は塩分を抜きすぎると苦みを感じるので、ほんのり塩気が残る程度にするとおいしいです。
材料(4人分)
塩抜きした数の子 | 1本 |
めんつゆ | 大さじ2 |
大根 | 150g |
人参 | 50g |
塩 | 小さじ1/2 |
◎合わせ酢 | |
砂糖 | 大さじ1と1/2 |
酢 | 小さじ1/2 |
黒ごま | 少々 |
作り方
- 【数の子の塩抜き】塩数の子は水1リットルに塩小さじ1を溶かした塩水に1日つけ、少し塩味が残る程度まで塩抜きする。時々口に含んで塩味を確かめるとよい。
- 塩抜きした数の子は、薄い膜を取り、手で10等分にちぎり、めんつゆに浸して味付けする(味付け数の子でもよい)。
- 大根と人参はせん切りにして塩でもみ、しんなりしたら水で洗い、しっかり絞る。
- 合わせ酢を作り、(2)(3)を加え混ぜる。
- 器にこんもりと盛り付け、黒ごまをふる。