きんかんの甘煮
富を象徴する黄金色の果実
正月の華やかな食卓に欠かせないひと品です。きんかんは主に宮崎や鹿児島で生産され、庭に植えて自家用にしている家庭も多くみられます。
購入の際は、少し紅色を帯びた濃い色で艶があり、粒が大きく、表面に張りがあって重みを感じるものを選ぶとよいです。皮に傷や変色が多かったり、ヘタが茶色っぽく枯れているようなものは除きましょう。
材料(作りやすい分量)
きんかん(大粒のもの) | 1kg |
砂糖 | 500g |
作り方
- きんかんは洗い、竹串できんかんの表面にポツポツと穴をあけるか、包丁で四方に浅く切り込みを入れる。
- (1)をたっぷりの水に浸けて半日おき、そのまま火にかけ、沸騰したらすぐにザルにあけ、アクを抜く。
- 鍋に(2)のきんかんとかぶるくらいの水を入れ、始めは強火、沸騰したら軽く沸騰が続く程度の火力で、きんかんがやわらかくなるまで煮る。
- (3)の煮汁をきんかんがひたひたになる程度に調整し、砂糖を2、3回に分けて加えながら10分程度煮詰め、火を止めてそのまま冷ます。