七草がゆ
野草の香りがふんわりと口に広がり、滋養豊かな味わい
かゆに春の七草ともちを入れた「七草がゆ」。春の七草は「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」です。
鹿児島では七草だけでなく、春菊、里芋、かまぼこ、豆もやしなどを加えて作る家庭が多いです。「七所(ななとこい)の雑炊(ずし)」 ともいい、これをもらうために、晴れ着を着た数え年7歳の子どもが親に付き添われ、ご近所親戚7軒を回る風習もあります。
材料(4人分)
米 | 1合 |
水 | 5カップ |
セリなどの七草や春菊 | 50g |
人参 | 50g |
大根 | 50g |
豆もやし | 50g |
里芋 | 50g |
かまぼこ | 20g |
もち | 2個 |
塩 | 小さじ1/2 |
作り方
- 米を洗い深鍋に入れ、分量の水に30分以上つける。
- 人参・大根は1センチ角の薄切り、豆もやしは1センチ長さ、里芋・かまぼこは5ミリ厚さのいちょう切りにする。
- (1)に(2)を加え、蓋をし強火にかける。煮立ったらごく弱火にして吹きこぼれないように40分程度炊く。
- (3)に1センチ角に切ったもちを加え、もちが柔らかくなったら、1センチ長さに切った七草や春菊を加え、火から下ろして塩を加える。