ぶり大根
ぶりの旨みが大根に染み込む
「ぶり大根」は全国各地で、その土地のブリと大根で作られる郷土料理です。鹿児島のぶりは1958年に試験養殖が始まってから県内各地に広がり、2021年現在、全国シェア日本一です。
「島でこん」といわれる桜島大根は、甘みに富んでみずみずしく、型くずれしにくい特徴があります。一緒に煮ると桜島大根のきめ細やかな肉質に、ブリの旨みがしみ込み絶品です。
材料(4人分)
ブリ切り身 | 50g×4切 |
ブリアラ | 200g~300g |
大根(できれば桜島大根) | 50g |
生姜 | 20g |
料理酒 | 100cc |
◎調味料 | |
本みりん | 大さじ4 |
濃口醤油 | 大さじ2 |
うす口醤油 | 大さじ2 |
作り方
- ブリアラは熱湯をかけ、水で洗う。大根は皮をむき、2センチ厚さの半月切りに、生姜は皮付きのまま薄切りにする。
- 鍋に大根をしき、上にブリの切り身とアラ、生姜をのせ、料理酒を加える。さらに、大根が浸る程度(2カップ程度)の水を加え、火にかける。
- 沸騰後は弱火で20分ほど煮て、大根が軟らかくなったら、調味料を加える。さらに20分ほど弱火にかけ、時々煮汁を回しかけながら煮含める。
- いったん火からおろし、味をなじませ、食べる直前に再加熱すると味が染みる。