青のりのすまし汁
春先の磯の香りがふわり漂う
あおさのりはヒトエグサ科の海藻で、主に佃煮の原料に利用されます。みそ汁の具や吸い物、卵焼きの具、磯辺揚げなど、風味付けや彩りとして重宝します。食感もやわらかく、舌触りもよく、汁ものにすると、鮮やかな緑色と磯の香りを楽しめます。
長島町や鹿児島市喜入などで採れますが、徳之島などでは、1月~3月ぐらいによく採れ、この頃から生のものが、スーパーなどによく並びます。
材料(4人分)
豆腐 | 1/3丁 |
あおさのり | 適宜 |
木の芽 | 4枝 |
◎混合だし | |
昆布 | 10g |
かつお節 | 10g |
水 | 4カップ(800cc) |
塩 | 小さじ1/2 |
うす口醤油 | 大さじ1/2 |
作り方
- 昆布を30分以上水に浸け、沸騰直前にとりあげる。かつお節を入れ、再沸騰して2~3分したら火を止め、濾す。
- 濾しただし汁を火にかけ、小さなさいの目切にした豆腐を入れる。
- 塩とうす口醤油で味を整える。
- 最後にあおさのりを入れ、沸騰しないうちに火を止める。
- 器に盛り、木の芽を浮かべる。