塩昆布入りさつまいもご飯
塩昆布がさつまいもの甘さをひきたてる
鹿児島で秋冬の季節に多く出回る「さつまいも」は、昔から、鹿児島の人々の食を支えてきた食材です。戦中戦後の食糧難の際、いつもさつまいもを食べ、時にはツルまで食用にしていたそうです。
その苦しい思い出ゆえか、食卓にあまり上らなかったさつまいも料理でしたが、時々登場する芋飯は、とてもおいしかったです。
さつまいもを新米と一緒においしく食べられるこの料理。これからの美味しくなる時期にぜひ、作ってみてください。
皮を少々残すと色合いも良く、塩昆布を混ぜるとさつまいもの甘さが引き立ちます。
材料(4、5杯分)
米 | 2合(300g) |
さつまいも | 200g |
塩昆布 | 15g |
酒 | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/2 |
作り方
- さつまいもはところどころ皮を残して剥き、ひと口大の乱切りにし、水にさらして水気をよくきる。
- 洗ってザルに上げた米を炊飯器に入れ、2合分の目盛まで水を入れる。
- 大さじ1杯分の水を捨て、酒と塩を加え混ぜる。
- 米の上にさつまいもをのせ、炊く。 炊き上がったら、塩昆布を加え、さつまいもがくずれないようにしゃもじで軽く混ぜる。
ポイント
- 「紅はるか」や「シルクスイート」のような、炊きあがった時に甘みがありホクホクするものがおすすめです。
- 皮を少々残すと色合いもよく、塩昆布を混ぜるとさつまいもの甘さが引き立ちます。