げたんは
黒糖蜜でしっとり
黒糖をふんだんに使って、この上なく贅沢な菓子なのに、名前はなんとも素朴は「げたんは」。
下駄の歯を泥で汚した様子になぞられ名付けられたといわれています。
霧島市横川町の発祥で、昭和20年代まで米の集荷場があった横川駅前の数軒の菓子店で作られており、当時「ゲタンハ」は、「横川菓子」「三角菓子」とも呼ばれていました。
しかし、昭和初期には途絶えており、再現するにも手がかりのない状態でしたが、平成16年に、横川町食生活改善推進員により復活しました。
材料(作りやすい分量)
【生地】 | |
小麦粉(薄力粉) | 250g |
重曹 | 小さじ1 |
粉黒糖 | 100g |
水 | 100cc |
【みつ】 | |
粉黒糖 | 150g |
水 | 大さじ5(75cc) |
作り方
- 小麦粉と重曹を合わせてふるう。
- 生地の黒糖と水を合わせ溶かす。
- (1)に(2)を加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
- 天板にクッキングシートを敷き、(3)を広げる。
- 180℃のオーブンで20分焼く。
- みつの材料を煮溶かす。
- (5)の粗熱がとれたら三角形に切り、(6)にくぐらせる。