がね
レシピ動画プログラム
- がね(約3分15秒スタート)
- 材料の紹介(約4分30秒~)
- できあがり、試食(約14分05秒~)
冷めてもおいしい、甘い味付け
「がね」は鹿児島弁で「かに」という意味です。さつまいもと粉類を使い、かにの形に似るような感じで油で揚げます。
作る人により材料や分量が違い、衣の粉も小麦粉、米の粉、もち米の粉、そば粉と様々です。具もごぼうや生姜、いりこを入れる人もいるようです。家ごとや地域の行事で味付けも変わるのですが、甘さをきかすのが冷めてもおいしいポイントです。
おかずにもおやつにもなり、子どもから大人まで人気の郷土料理です。
材料(8~10個分)
さつまいも | 200g |
人参 | 50g |
にら | 30g |
◎衣 | |
小麦粉 | 100g |
もち米粉 | 50g |
砂糖 | 40g |
卵 | 1個 |
うす口醤油 | 大さじ1と1/2 |
塩 | ふたつまみ |
水 | 80㏄程度 |
揚げ油 | 適宜 |
作り方
- さつまいもは、皮をむき、5ミリ角×7センチ程の長さに切り、水にさらしてザルにあげる。人参はさつまいもより細めの同じ長さに切り、にらもさつまいもと同じ長さに切る。
- ボウルに(1)と水以外の衣の材料を加えて混ぜ合わせ、水を衣が具にまとわりつく状態まで少しずつ調整しながら加え、混ぜる。
- 鍋に油を3センチ以上の深さになるまで入れ、170℃に温める(170℃の目安は、油の中に衣を少し落とし、鍋の底に着く前に途中で上がってくる状態)。
- (2)を木じゃくし(ご飯をよそう時に使う木製のしゃもじ)等ですくい、横長のかにの形のように整え、菜箸で押し出すように、鍋に落とす。2、3分で裏に返し、さつまいもの甘い香りがして、全体がきつね色になったら、網バットにあげ、油をきる。