赤貝とこんにゃくの炒め煮
缶詰で手軽に味付け
台風の日のご飯は缶詰、という話をよく聞きます。曽於市の70代女性が教えてくれたのは「缶詰の赤貝とこんにゃくの炒め物」。
幼いころ、お母さんが台風が近づくと作っていた料理だそうです。できるだけ手のかからないものをということで、こんにゃくをちぎり、ごま油で炒め、赤貝の缶詰を合わせだけですが、赤貝の煮汁だけで味が染みます。食感が子どもにとって「べろべろ」していたので、べろべろ煮と呼んでいたそうです。
材料(4人分)
赤貝缶詰 | 1缶(150g) |
こんにゃく | 1枚 |
ごま油 | 小さじ2 |
濃口醤油(好みで) | 適宜 |
唐辛子(小口切りにしたもの)または一味 | 適宜 |
作り方
- こんにゃくは手で食べやすい大きさにちぎり、沸騰した湯でサッと茹で、ザルにあける。
- フライパンにごま油を引き、中火で(1)を炒める。全体に油が回ったら赤貝缶詰を汁ごと加え、炒め合わせる。味見して、好みで濃口醤油を加える。火を止めて唐辛子を加える。