里芋のとも和え
里芋を里芋で和える
茹でた里芋のうち三分の一をつぶし、味噌を加えた衣にし、残りの里芋はひと口大に切ってこの衣で和えます。
同じ材料で和えるので「ともあえ」。
昭和48年に出版された「さつま料理歳時記」(石神千代乃著)に、大正から昭和初期の味として「ともあえイモコロバカシ」という料理名で紹介されていました。
なんとシンプルですが、作ってみると同じ食材が違う食感と味付けになり、絶妙のバランスです。
材料(4人分)
里いも | 500g |
砂糖 | 大さじ1と1/2 |
麦みそ | 大さじ1と1/2 |
炒り白ごま | 小さじ2 |
作り方
- 里芋は皮付きのまま、竹串がスッと通るくらいまで茹でる。
- 皮をむき、1/3量をマッシャーかすりこ木などでつぶし、砂糖・麦みそを加えよく混ぜる。
- 残りの里芋はひと口大に切り、(2)とあえる。
- 器にもり、炒り白ごまを振る。