郷土料理レシピ

桜島大根と豚軟骨の味噌煮

やさしい甘さ しみこむ

桜島大根で作りたい一品です。桜島大根はギネスブックにも登録されている世界一大きい大根で、桜島の火山灰土質、温暖な気候で育ち、10~20キロ程のものが多いようです。きめ細やかで甘みがあり、味が染み込みやすく、長時間煮込んでも煮崩れしにくいのが特徴です。
近年は血管をしなやかに保つ「トリゴネリン」という成分が豊富なことが分かり大きく注目されています。合わせる豚軟骨は、圧力鍋を使うと骨ごと食べられます。

材料(4人分)

桜島大根500g
豚軟骨50g×8切れ
生姜20g(半分は薄切り、残りはせん切り)
絹さや8枚
大さじ1
焼酎100㏄
砂糖40g
麦みそ80g
濃口醤油大さじ1

作り方

  1. 桜島大根は、2㎝厚さ、5㎝程度の角切りにする。
  2. フライパンに油をひき、軟骨の両面に焼き目を付ける。いったん火を止めて焼酎を加え、中火にして、軟骨を時々返す。焼酎をかけることで、豚の臭みを消してうまみを増すことができます。
  3. ザルにあげ、熱湯をかける。
  4. 圧力鍋に軟骨と生姜(薄切り)を入れ、ひたひたになる程度の水を加え、15分圧力をかける。
  5. 圧力が下がった鍋に大根・砂糖・麦みそ(それぞれ半量)を入れ、再度火にかけ、15分圧力をかける。
  6. 圧力が下がったら、残りの砂糖と麦みそを加えて煮込み、最後に濃口醤油を入れる。
  7. 塩を少々入れた湯でさっとゆでた絹さやを斜め切りし、共に盛り付け、せん切りした生姜を天盛する。

ポイント

  • 焼酎をかけることで、豚の臭みを消しうまみを増すことができます。
  • 軟骨はよく煮込むと骨ごと食べられます!

イベント参加者数

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講演会・参加者

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※平成16(2004)年1月~令和6年(2024)3月