シイタケ寿司
春の山のごちそう
小さな干しシイタケを、ゆっくり戻して砂糖と醤油で甘辛く煮つけ、丸めたすし飯にのせてみました。
生椎茸を乾燥させて干しシイタケにすることで、香りやうまみが凝縮されます。
また、長期保存も可能になり、年間を通して味わうことができます。
しいたけのうま味成分をぎゅっと閉じ込めた、ひとくち寿司です。木の芽や薄切りにしたタケノコをのせると、山の恵みを使ったごちそうになります。
材料(12個分)
《シイタケの甘煮》 | |
干しシイタケ | 小12個 |
砂糖 | 大さじ1 |
本みりん | 大さじ1 |
薄口醤油 | 大さじ1 |
《すし飯》 | |
炊きたてのごはん | 350g |
すし酢 | 大さじ2 |
または、酢・砂糖・塩 | 大さじ1と1/2・小さじ2・小さじ1/2 |
《具》 | |
人参 | 50g |
茹でたけのこ | 50g |
砂糖 | 小さじ1 |
薄口醤油 | 小さじ1 |
木の芽(飾り用) | 適宜 |
作り方
- 干しシイタケは水で戻し、軸をとり、戻し汁と水を合わせひたひたの量にして、調味料で煮含める(干しシイタケは、生産者直売所などでは小さなもの手頃な価格で販売されています)。
- 茹でたけのこは穂先のみ縦に薄く切り(飾り用)、残りは人参とともに粗みじんに切る。具の調味料を合わせ、水をひたひたに加えて煮る。
- 炊き立てのご飯にすし酢、(2)を加え混ぜ、丸め、(1)のシイタケをのせ、ラップで茶巾絞のように丸める。
- ラップをはずし、薄切りのたけのこ、木の芽をのせる。
【ポイント】
- ラップを使ってぎゅっと絞ることで、しいたけの味がすし飯に移り、旨みもたっぷりです。