あゆの甘露煮
鮎は、香魚ともいわれる独特の香り、ほのかな甘みをもつ柔らかな身が特徴です。
塩焼きや炊き込み飯がよく好まれますが、甘辛い甘露煮もオススメです。
煮る前に表面だけ素焼きし、焼き目をつけるのがポイントで、煮崩れを防ぎ、水分を飛ばしたことで味が染みこみやすくなります。
圧力鍋を使うことで、煮込む時間が短く、骨までおいしくいただけます。普通の鍋では、途中で水を足しながらコトコト煮ていきます。
材料(作りやすい分量)
あゆ | 中4尾 |
生姜 | 10g |
水 | 300cc |
調味料 | |
砂糖 | 大さじ3 |
本みりん | 50㏄ |
酒 | 50㏄ |
濃口醤油 | 50㏄ |
作り方
- 生姜は薄切りにする。
- あゆは表面のぬめりを軽く洗い落とし、下腹部分を頭側から尾びれに向かってしごいて、内容物を出あう(2~3度しごいて出てこなければそのまま使う)。
- 水気をふき取り、魚焼きグリルに入れ強火で焼き、焼き色をつける。焼き目をつけると、煮崩れを防ぎ、水分を飛ばすことで味が染みこみやすくなる。
- 圧力鍋にあゆを並べ、薄切りにした生姜、水と調味料を加え、ふたをして加熱する。
- 圧力がかかったら15分〜20分火にかけ、火を止めて自然に圧力が下がるのを待つ。
- 蓋をとり、クッキングシートなどで落とし蓋をして、照りが出るまで中火で煮詰める。
【ポイントなど】
- 焼き目をつけると、煮崩れを防ぎ、水分を飛ばすことで味が染みこみやすくなる。