くっかけ

戦中戦後の食生活の聞き取りを続けています。
対象者の多くは、一番食べ物がなく苦しい時に子ども時代を過ごした、昭和15年位までに生まれた人々です。
多くの人が「親は何もないけど何とか工夫をして食べさせてくれた」「親は食べず子どもに食べさせてくれた」と当時を振り返ります。
さつまいもの「くっかけ(くずかけ)」を食べたという話も多かったのですが、「さつまいもがあればいいほうだった」との話もありました。
材料(作りやすい分量)
さつまいも | 200g |
薄口醤油 | 小さじ2 |
片栗粉 | 小さじ1~2 |
水 | 小さじ1~2 |
作り方
- さつまいもは皮付きのまま、ひと口大に切り水にさらす。
- (1)の水を切り、鍋に入れ、かぶるくらいの水を加え火にかける。
- (2)のさつまいもがやわらかくなったら 薄口醤油を加え、水で溶いた片栗粉を少しづつ加えとろみをつける(汁気が残っていない場合は、薄口醤油を入れる前に水を100cc程加える)。