梅干しと落花生の冷や汁

冷たい料理がおいしい季節になりました。「冷汁」は宮崎の郷土料理として知られていますが、鹿児島県内でも各地、家々で冷汁を作っていたようです。
霧島では「ひやずい」と呼ばれ、イリコや自家製のゴマをたっぷりと使って作られていたと聞きました。
今回は、落花生と梅干しも加えてみました。キュウリは薄く切り塩でもみ、しんなりしたらぎゅっと絞ります。薬味の青しそは千切りにします。
落花生とゴマの風味とイリコと麦みそのコク、薬味の香りと梅干しの酸味が食欲をそそります。
材料(4~5人分)
炒り落花生 (または 粉末落花生) | 20g |
イリコ | 10g |
白すりごま | 大さじ1 |
梅干し | 2~3個 |
麦みそ | 70~80g |
冷水 | 800g |
豆腐 | 1/2丁 |
きゅうり | 50g |
塩 | 適宜 |
青じそ | 4~5枚 |
麦ごはん (または ごはん) | 4杯分 |
作り方
- きゅうりは薄切りにして塩でもみ、しんなりしたら水で洗い、水気をぎゅっと絞る。
- 青じそは千切りにし、豆腐はキッチンペーパーなどで包んで水切りしておく。イリコは粗くほぐす。
- フライパンでほぐしたイリコと落花生を乾煎りする。落花生の表面が熱くなったらすりごまも加え、ごまの表面が熱くなるまで炒る。
- すり鉢で、炒ったイリコ・落花生・ごまをすり合わせる。
- ちぎった梅干し、麦みそを加え、さらに すり合わせる。
- 食べる直前に、冷水、きゅうり、青じそ、ちぎった豆腐を合わせ、麦ごはんにかける。
