第239回 かごしま郷土料理マイスター講座でした
第239回かごしま郷土料理マイスター講座を開催しました。献立は、
きびなごとイワシのつけ揚げ・
カボチャのそぼろ煮・
ニンニク味噌・
ふっかん・
ニガウリの酢醤油漬け です。
「ふっかん」は、霧島市隼人町浜の市だけに伝わる郷土菓子です。
地元の菓子店「隼人庵」の林薫さんによると、もとは琉球との交易で黒糖が入手し易かったこの地域で密かに作られていた名も無き菓子。
ある時、富隈城のお殿様に献上すると大変喜ばれ「福の羹(羊羹)=ふっかん」となり、その後田植えの茶菓として各家で作られるようになったそうです。