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第245回 かごしま郷土料理マイスター講座でした

第245回 かごしま郷土料理マイスター講座を開催しました。
「みそがね」「きらす炒め」「里芋のとも和え」「まこもの天ぷら」「しんこだんご」です。

「みそがね」は麦みそで味付けした「がね」、塩やしょうゆを使うことが多いのですが、
むぎみそを使うと風味がよく冷めたときもとてもおいしいです。
「きらすいため」はおからのいためもの。
「きらす」の語源は、おからはいつもあり「きらす」ことがないから、といわれています。
里芋のとも和えは、ゆでた里芋の一部をつぶし里芋にみそと砂糖で味をつけ和え衣にし、残りを一口大に切ってあえたもの。
極シンプルですけど、私は里芋料理で一番すきです。
「しんこだんご」は私の出身地薩摩川内市のソウルフードです。
本来は米の粉(新粉)を団子にしてゆでたものを串にさし、醤油だれを塗りつつあぶるのですが、
家庭でも作りやすいレシピでご紹介しました。

きらすいためのさつま揚げ以外は肉も魚も使いませんが、しみじみ慈愛を感じる献立になりました。