第249回 かごしま郷土料理マイスター講座でした
第249回 かごしま郷土料理マイスター講座を開催しました。
メインは、2種類の鹿児島のお雑煮「干しエビの雑煮」と「みそ味の雑煮」です。
「干しエビの雑煮」
元旦の食卓といえば「雑煮」。各地各家にそれぞれの雑煮があります。
これぞ鹿児島の雑煮という「エビの雑煮」をご紹介します。
クマエビを使うと大変豪華で風格がありますが、手に入りやすい小さめの干しエビでも良いダシをとることができます。
大豆から作られる豆もやしには「まめまめしく働けるように」との願いが込められています。
かまぼこや人参も飾り切りを施し、色よく仕上げます。
(材料〉4 人分
干えび 4 尾
干椎茸 4 枚
水 1 リットル
かつお節 10g
淡口醤油 大さじ2
地酒 大さじ1
人参(花型) 4 枚
豆もやし 100g
かまぼこ 4 枚
餅 4 個
みつば 4 枚
ゆずの皮 少々
〈作り方〉
① 干えびと干椎茸を1 リットルの水で戻し、火にかけ、干椎茸が煮えたら汁と具に分ける。人参は花型に切り茹でる。
② ①の汁に水を足して1 リットルにして火にかけ、沸騰したらかつお節を入れ、再び沸騰したら火を止め、2~3 分後こす。
③ ②に淡口醤油と地酒で調味し、干えび、椎茸を戻し入れ、しばらく煮た後に豆もやしを加えて、火を通す。かまぼこも飾り切りして軽く煮る。
④ 椀に豆もやし、焼いた餅、椎茸、人参、干えび、かまぼこを盛り、汁を注ぎ、みつばとゆずの皮を添える。