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第259回 かごしま郷土料理マイスター講座でした

第259回 かごしま郷土料理マイスター講座
講師は、南種子町出身の後迫ちづよさん。
テーマは「種子島の郷土料理」でした。
ミニ講座では、後迫さんが幼いころの島の暮らしや、今にもつながる人とのつながり。
穏やかで人を思いやるあたたかな島民の気風などをお話くださいました。

ご持参くださった食材は、赤米、あざみ、水いか、はまぜり、はまぼうふう、つのまき、苦竹、さつまいもでんぷんなど。
作った料理は
「水いかの塩焼き」
「あわびのみそ焼き」
「はまぜりの白和え」
「はまぼうふうの天ぷら」
「にがたけのみそ汁」
「赤米ごはん」
「アザミの佃煮」
「せん(さつまいもでんぷん)の揚げ物」など。
どれも、味付けは塩・みそ・醤油などで、とってもシンプル。
そして、植物が自ずからもっている苦みや香りが、一層力強い料理にと仕上げてくれました。
買うだけの食材ではなく、自分で採集したり、お裾分けでもらったりと、自然や人とのつながりの上にある料理の数々に、あたたかな気持ちになりました!