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南日本新聞「できたよ!おうちごはん」掲載していただきました

「ごはんを作ることは生きるために必要なこと」
講演でいつも、このように話しております。
話すだけではなく、その手立てを、自分ができることで実践し続けていきたいと思っております。
霧島食育研究会の活動で得た思いや事柄を、エンガワスタジオ様、九州のムラ泰永様ほか多くの皆様のお力をいただき、今年度は、鹿児島県と福岡県であわせて4000冊の動画付きレシピ集を子どもたちに届けることができました。
(福岡県では配布中、鹿児島県では現在、かごしま子ども食堂地域食堂ネットワーク様を通じ希望冊数調査中)

2月8日付の南日本新聞に、記事を掲載いただきました。
ありがとうございます!!
レシピ集の最初のページにこのように書かせていただいております。

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この冊子を手に取ったあなたへ
自分でおいしいごはんを作ってみませんか。
できるだけわかりやすい手順で、おいしく料理できるレシピ集を作りました。
まずは、お米を炊いてみましょう。洗って水を加え、炊飯器のスイッチを押します。
炊きあがるまでに、味噌汁も作りましょう。小さめの鍋に水を入れて火にかけます。
だしは煮干しでもインスタントの顆粒だしでもいいのです。
冷蔵庫にある野菜や豆腐を小さく切って煮たら、みそを加えます。
大事なのは味見です。小さな皿に汁をほんの少しだけついで飲んでみましょう。
味が濃いなと思ったら水を足し、薄いなと思ったらみそを少し加えます。
次は盛りつけです。ご飯は、中心を高めについで、みそ汁は器の8分目くらいまで注ぎます。
ご飯とみそ汁だけでもりっぱな食事です。あたたかな食事は、おなかの中から元気がわいてきます。
ご飯とみそ汁が作れるようになったら、おかずにもチャレンジしましょう。
卵焼きなどのおなじみの料理と、鶏飯や豚汁などの鹿児島の郷土料理のレシピも掲載しています。
それぞれの料理には、作り方がよくわかる動画の二次元コードもつけているので、ぜひ見てください。
ごはんを作ることは、生きるために必要なことであり、とっても楽しいことです。
自分で食材を選び、味つけを工夫し、おいしいごはんを作っていきましょう。
NPO法人霧島食育研究会 理事長 千葉しのぶ

(このレシピ集は、地域の関係者等が連携して取り組む食育活動を農林水産省が支援する令和4年度(補正)消費・安全対策交付金のうち地域での食育の推進を活用して作成しました)