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第10回 はじめての郷土料理講座 でした!

第10回「はじめての郷土料理講座」
今回は、山菜や春野菜をたくさん使った「春の里山お弁当」でした。

山菜いなりずしや、シイタケ寿司、つわとタケノコの煮しめ(下部にレシピご紹介しています)、
タラの芽などの天ぷら、アスパラと人参の肉巻き、卵焼き、桜餅など。

特に「つわ」は春を感じられる貴重な食材のひとつですね。
幼い頃、皮をむくとアクで指先が黒くなりなかなか取れないので困ったものでしたが、
今は、熱湯でさっとゆでてから根元の方からめくるようにして皮をむいています。
独特の野生の風味は何物にも代えがたくタケノコや骨付きの鶏と煮ると、旨みがつわにじゅわっと染み込みます。
夜のおかずにも、一晩おいて翌日の弁当にもなります。

【つわとタケノコの煮しめ】
レシピ(4人分)
むきつわ 100g
ゆでたけのこ 150g
鶏もも肉 200g
人参 100g
ごぼう 50g
ジャガイモ 中2個
干しいたけ 4枚
かつおぶし 6g
水 3カップ(600㏄)
淡口しょうゆ・本みりん 各大さじ3~4

① 干しいたけは1カップ(200㏄)の水で戻して軸をとっておく(戻し汁はとっておく)
② むきつわは食べやすい長さに切り、5カップ(1000㏄)の熱湯で5分茹でて水にとる。
③ ゆでたけのこは薄切りに、ニンジンは4つ割りに、ゴボウは5センチ長さに切る。ジャガイモは半分に切る。
④ 分量の水を沸騰させ、かつおぶしを加え、再度沸騰したら火を消し2分したらこす。
⑤ ①②③④を鍋に入れ、しいたけの戻し汁を入れ、材料がひたひたになるくらいにする。
⑥ はじめは強火で、沸騰したらアクをとり、淡口しょうゆとみりんを加え、静かに沸騰が続く程度の火加減で味が染みるまで煮る。