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「昔ながらの麦みそ仕込み講座」でした!

みそ仕込み講座を開催しました!
楽しすぎました!!
5月の連休の恒例行事「みそ仕込み講座」
20代から70代までのご参加の皆様と、とても楽しい時間を過ごしました。作業の途中も、みんなで歌を歌ったりと、あっという間の時間でした。
お昼ご飯は「粟めしと出水ののり」「霧島産地粉のだご汁」「古江さん飼育の鶏卵の卵焼き」「園内の茗荷の葉で包んだココア入りあんこもち」でした。

さて、みそ仕込みの手順ですが、麦麹から作り、大豆を蒸してつぶして、塩と合わせるというみそ仕込みを1日で行うオリジナルの方法で開催しています(自宅での管理は2日あります)。
大豆と大麦はマルマメン工房さん、塩は錦江湾の海水で作られた「にしきの塩」です。
昨日、大豆と大麦は洗いたっぷりの水につけておきます。これは私の方でしておきます。

そして、本日は、参加者の皆様と一緒に行います。
まず大豆から蒸していきます。2時間ほど蒸して、指二本でつぶれるくらいの柔らかさになったら、臼と杵でつぶします。
ここに、あらかじめみそ全体の塩分が10パーセントになるように計算した塩を加えて、よくすり合わせます。
引き続き大麦を蒸します。75分ほど蒸して、大麦がふっくらとなり、指でつぶして餅状になるくらいになったら、台に広げ、全体をほぐします。
42度くらいになったら、種麹を混ぜます。混ぜる際は、汁椀などに種麹をいれ、そこに一握りの大麦を入れてよく混ぜてから大麦全体に振りかけます。
そして、全体に均一に広がるように何度も力を入れて合わせます。

これを未使用の米袋に入れて、それぞれの家に持ち帰ります。この時期は温度管理はいらなくて、米袋のまま、中身は5センチ厚さになるようにして、タオルケットなどをかけておきます。
20時間から24時間くらいで、菌糸が全体に回るので、硬く熱くなったらよくほぐします。
熱くなるたびにこれを繰り返し、その後12時間後に、全体をほぐし、塩を混ぜている大豆に合わせよくすり合わせます。
空気が入らないように詰めたら、全体の量の1%の塩を、上に塗るように敷き詰めます。

1か月は常温で、その後、好みで、常温のままか、冷蔵庫保存か、冷凍庫保存かにします。
今回は、大麦20キロは、蒸した状態で35キロになりました。1.75倍です。大豆7キロは15キロなり2.1倍です。
麦麹は、明後日までに水分が約20%蒸発しますので、出来上がりは48.5キロになる予想です。
今日のご参加の皆様とは、今後麹の付き方などをラインでお知らせいただきながら、よいお味噌ができるまでサポートさせていただきます!