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第190回「霧島たべもの伝承塾」でした!

第190回 霧島たべもの伝承塾 を開催しました。
「かからん団子」「そうめんのめんつゆ」「なめたけ(えのきだけの醬油煮」「水ようかん」などです。

写真は蒸す前の「かからんだんご」です。
端午の節句のころ、あくまきとともに作られてきたのが「かからん団子」です。
かからん葉で包んだ団子です。

かからん葉とはサルトリイバラの葉。とげがあるので「さわるな」、鹿児島弁「かかるな」が名前の由来とも。
さらに「病気にかからん」(かからない)という意味合いにもとれることから「かからん団子」は縁起ものと重宝されていると聞いています。

かからん葉は、霧島食育研究会農場に自生していたもの。
旧暦だと今日が4月21日ですから、まだ葉が柔らかく、小さいものが多いです。
本来であれば、二週間後が端午の節句、その頃のものが作りやすいでしょう。