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第282回 かごしま郷土料理マイスター®講座でした

第282回かごしま郷土料理マイスター®講座を開催しました。
会場はかごしま県民交流センターです。

毎回、各地の郷土料理をテーマに学習しておりますが、今回は「霧島の郷土料理」です。
といっても、「霧島の郷土料理」という本があるわけではなく、すべて、これまでに霧島で生きる方々から教えていただき、私なりの調理法や味つけを工夫し、それをこの講座でお伝えしています。
作っておいしく食べる料理に、正解や間違いがあるわけではないので、作り手によって少しづつ変化しながら、よりおいしいように作り変えられるのも、大事ではないかなと思います。

「おやき」は、小麦粉と重曹、カボチャなどを混ぜて焼く「やっだご」より着想を得てレシピ化しました。
ご飯の代わりに食べた「やっだご」ですので、ご飯にあう具材として「古高菜の油いため」と「砂肝の甘からいため」を入れています。
冷めると皮が固くなるので、両面を菜種油で焼いています。

「鶏の焼酎煮」は、初めに鶏を油で焼いてから焼酎を加え煮詰めてから、野菜や芋を加えてじっくり味を含ませます。
鶏がとても柔らかく、野菜にも旨味たっぷりの仕上がりになります。

「けせん団子」は、霧島食育研究会の園内の「けせん」を使って、もち米粉・あんこ・キビ糖で作りました。