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第292回 かごしま郷土料理マイスター®講座でした

第292回 かごしま郷土料理マイスター®講座でした。
今回は「麦みそしこみ」「芋こんにゃく」がメインでした。
その他は「しいたけみそ」「はやとうりの佃煮」「はやとうりのみそ漬け」「むかごごはん」「豚汁」を作りました。

今回の「麦みそ仕込み」は、大豆は圧力なべで柔らかくなるまで煮てから手でつぶし、一昨日より作っていた「麦麹」、「塩」を合わせました。
「芋こんにゃく」は、こんにゃく芋を生のまますりおろし、薄めた灰汁を加え、よく混ぜてから、手で掬い取るようしてから成形し、ゆでていきます。
芋を蒸したりゆでたりしてつぶしてから成形し、ゆでる方法もありますが、今回の1回しか加熱しないこのやり方は、すり下ろすときもコツがあり、「こんにゃくをすり下ろすときはしゃべらない」(集中してすり下ろす)と、言われていたと聞きました。
そういうところが面白いところです。

今回は、お持ち帰りが多く、昼食として、むかごごはんと豚汁を作りました。
ムカゴは山の香りと、ほくほくが正に秋の味覚。
カブの葉をたっぷり入れた豚汁も、野菜と豚の甘みが相まって、皆で顔を見合わせ「おいしい~!!」の声が出るほどでした。