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第436回 霧島里山自然学校 でした!

【オリジナル体験プログラムと教材】
今年度の「霧島里山自然学校」始まりました〜!
(第438回 4月26日・439回 4月27日)

今月は、「麦みそしこみ」「春の里山宝さがし」「羽釜ごはんのおにぎり」、
鹿児島の郷土料理「さつま汁」も、お付けしました。
閉会式後はオプションで「米のたねまき」と「きくらげのコマ打ち」。

継続でご参加のご家族、新規のご参加のご家族が、霧島食育研究会農場においでくださいました。
約5月ぶりにお会いする子どもさん方の成長には目を見張るものがあります。
そんな中に、農場についたとたんに、森のブランコや水路に向かって駆け出し、思い思いに遊び始めるお子さん方、
森の中に響く声に、「あ~、今年も里山自然学校が始まったな!」と清々しい気持ちでいっぱいになりました。

麦みそは、早朝よりかまどで蒸した大豆を石臼でつぶし、
3日前より作業して麹付けた大麦、錦江湾の塩(錦の塩)をよくすり合わせて、
空気を抜くようにおにぎりのように丸めて、容器に詰めます。
小皿に蒸したての大豆・塩・秋に同じ割合で作っていたみそを少しづつのせて、味見をしてもらいました。
塩の時間差で感じるまろやかなからみ、その中の甘みや苦み、大豆のうまみとふんわりした甘み、
そして出来上がったみその旨味・甘味、酸味・香りをじっくり味わってもらえたようでした。
皆で協力して大豆をつぶしたら、ご家庭ごとに、すべてをすり合わせます。
手のひらに力を入れて混ぜ合わせ、指の間からぎゅっつと大豆や麹が滑り出たり、塩がだんだんと摺りこまれている感触など、
親御さんと子どもさんが互いに言葉に出しながら作業していらっしゃいました。

羽釜で炊いたご飯も、好みの大きさや形でおにぎりにして、さつま汁と一緒においしく召し上がっていました。
新規のご家族からも、「五感をフルに使って、とっても楽しかった!!」とのお声をいただきました。
今年は、早い時期に満員となり、すでに来年度もお申し込みいただいております。本当に有難いことです。