味噌仕込み講座(第204回 霧島たべもの伝承塾)

霧島産大豆、霧島産大麦、錦江湾の塩を使った味噌仕込み講座を開催しました!
(第204回 霧島たべもの伝承塾)
昔ながらの「麦みそ」仕込み講座は、
霧島産大豆(フクユタカ)・二条大麦(ともにマルマメン工房)、
錦の塩(錦江湾の海水から作った塩:スタディカンパニー押)で仕込みました。
霧島のみそは「多麹型」です。麹が多い分、早く発酵し甘さ・香りが特徴となります。
みそを仕込んでから後の保存場所(温度)の違いにより発酵の度合いが大きく変わり、
同じ材料のみそでも、うまみ・特有の酸味の違いがとても面白いです。
前日浸漬していた大豆と麦は、それぞれ、薪を燃したかまどで蒸していきます。
蒸した大豆は臼と杵でつぶして塩を混ぜます。
その後、麦を蒸し、種麹をつけ、よくもみ込みました。
そして、それぞれの自宅に持ち帰り、麹を生やしてはほぐしをくり返し、2日後に、豆と混ぜ容器に仕込みます。
その間も、ラインなどで様子をやりとりさせていただきます。
参加してくださった皆様、作業の間も、とても和やかで、
仕込む際の麦や大豆の様子をよく観察し、いきいきと表現してくださいました。
そのやりとりの中で気づくことも多く、
心地よい風と鳥の鳴き声に包まれながらのみそ仕込み、本当に楽しく充実した時間でした。
昼食は、霧島産地粉の手打ちうどん、あわごはん、農園の山菜の天ぷら、卵焼きに、けせん団子も差し入れもいただきました。





