新着情報

第1回「鹿児島の郷土料理キッズクッキング教室」でした!

第2回「鹿児島の次世代に向けた食文化継承プロジェクト2025」のなかの事業
8月16日(土)にかごしま県民交流センターを会場に「鹿児島の郷土料理キッズクッキング教室」第1回を開催しました。
4回連続の親子で参加する郷土料理教室です。
参加してくださったのは小学1年~中2までの子どもさんとその保護者の皆様。

開会式での事項紹介は「私の好きな料理」。
一番多かったのが「鶏飯」で、「がね」が好き!という方もいらっしゃいました。
座学では、「食器の並べ方」で、主食・汁物・主菜・副菜の食器の配置と、その意味をお伝えしました。

調理室に移動してまずは「調理の基本」です。
手指に傷がないか、体調面は問題ないかの確認のあと、調理のはじめと、作業内容が変わるごとに手を洗うこと、
安全な包丁の持ち方・使い方などを確認しました。

今回の調理は「卵おにぎり」と「モーウィの浅漬け」
紙のレシピはお渡しせず(閉会式の際にお渡し)、私のデモンストレーションを見て覚えてもらいます。
卵おにぎりは、卵を割ったら手を洗うこと、薄焼き卵は塩ひとつまみの塩を加えること、
フライパンの温め、薄焼き卵の焼き方、ひっくり返し方などを一流れの実技でお伝えします。
モーウィの浅漬けは、モーウィの説明と、種の取り方・切り方、調味料の計量をお伝えしました。
子どもさん1人1枚ずつ薄焼き卵を焼く際は、デモンストレーションでのポイントを思い出しながら、
調理アシスタントや保護者の見守りの中で上手に作ることができました。

モーウィは切ったらポリ袋に入れて調味料と共に、もみもみします。
全員、見事に、美しくおいしそうに出来上がりました。
わかめと豆腐もみそ汁もつくり、みんなで試食です。
大きく口を開けて、卵おにぎりにかぶりつきます。
「おいしい!」「おいしい!」の声多数で、お子さんも親御さんも満足の笑顔が広がりました。

食後は片付けです。使用した食器や調理器具を洗い、食器棚へ片付けました。
また、ごみの始末やシンクの拭き上げまで、きれいに片付けることができました。

閉会式では 子ども・保護者それぞれ、感想を発表してもらいました。
また、ほかの皆様にも口頭でお聞きしました。
《感想》
❖ドキドキでした。野菜を切ったり、たまごをやくのも楽しかったです(小2)
❖みそ汁を作るのが楽しかったです。卵をやくのが少し難しかった(小3)
❖卵を薄く焼くのが楽しかったです。上手にできたのでうれしいです(小4)
❖卵おにぎりなど、初めて作りました。家でも作れそうなので作ってみます(小5)
❖郷土料理を作るのは初めてでした。卵おにぎりを包むのが、とても楽しかったです。(小6)
❖郷土料理を初めて作りました。たまにしか家では料理をしないので、今回作ることができてよかったです。卵を焼くのが上手にできてうれしかった。モーウィも初めてで、ウリの仲間ということを知りました(中1)
❖みそ汁のだしをいりこを使ってしっかりとると、とても美味しいことを再確認しました。家でもできる時には、やってみたいと思います(保護者)