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第208回「霧島たべもの伝承塾」でした!

第208回 霧島たべもの伝承塾を開催しました。
今回は、「揚げそうめん」「つけあげ」「モーウイの即席漬け」「パパイヤの即席漬け」「大学芋」をお伝えしました。
加えて「いろいろ豆のおかゆ」と「粟んなっと」も味見していただきました。

奄美で一般的には「油そうめん」と言われますが、沖永良部では「揚げそうめん」とよばれます。
また徳之島では「アンバーそうめん」だと地元の方に教わりました。
ムジ(田芋の茎)やにら、ハンダマなど島の野菜をたっぷり使いますが、今日は霧島に今あるヘチマを使いました。

つけ揚げは「しいらと豆腐・卵、さつまいもでんぷん、灰汁持酒、塩」をすり合わせて、小判型にし菜種油で揚げました。
油の中でぷ~と膨らんで、油から取り上げると、急激に冷めてしわの寄った表面になります。

モーウイの即席漬けはパリパリポリポリと歯ごたえが良く、
いろいろ豆のおかゆは、黒小豆、青大豆などの豆の味が濃くおかゆに溶け込み、
粟んなっとも、黒糖の風味とよく合いとても懐かしい味わいでした。

ご参加してくださった皆様の手際のよさと、協力して作ってくださったおかげで、予定より早く終了し、
調理台の片付けや室内の清掃、食器の整理もキチンとしっかりできました。

閉会式後は、霧島食育研究会農場にご案内し、園内の畑、田んぼ、果樹など見ていただきました。
初秋の佇まいの農園で、柿をもいだり、ブランコに乗ったりし、ゆったり過ごしていただけたようです。