「お米と私たちの暮らし」講話

「海老原純一さんの講演」
上級かごしま郷土料理マイスター認定者以上で運営している「かごしま郷土料理マイスター協会」では、年数回の研修会を開催しています。
10月11日(土)14時より16時まで、
上級かごしま郷土料理マイスターであり、鹿児島市食生活改善推進員、鹿児島市食育推進員など、多くの資格をお持ちで、多岐にわたり活躍されている海老原純一さんを講師に、
「お米と私たちの暮らし」をテーマに講演をいただきました。参加者は11名でした。
海老原さんは高校教員時代より、継続して食・農・食育等に関する事柄を広く・丁寧に・そして簡潔にA4一枚の「新聞」にまとめられていました。
現在は「えびじゅん食育タイムス」として、毎日、ご自身が経験されたこと、考えたこと、食に関する情報を、FBなどに掲載されています。私も、もちろん読者です。
今回「お米」と「暮らし」を、農家から見た「米つくりと米の価格」、消費者から見た「家計と米の購入」、そして国、農家と消費者の間にある業者の関係まで、とても詳しく、根拠に基づいてお話くださいました。
海老原さんのお話が信頼できるのは、ご自身の日々の食生活へのかかわり方が、生活者としてきちんと暮らしに根付いているからです。
実家のお米つくりを担い、日々の食卓の食材を選び、それをご家族・ご自身のために料理して食す、その毎日の積み重ねあってこそ、発せられる言葉は力があり、利き手を納得させることができるのだと思います。
現在も、2つの高校で非常勤講師として教育に携わり、さらに、様々な職種・年代の方々と連携し活動されていらっしゃいます。
私も、できるだけ、日々の活動を自分自身の視点で、きちんと発信していこうと改めて思う事でした。
海老原さん、本当にありがとうございました!!


