第450回 霧島里山自然学校 でした!

【オリジナル体験プログラムと教材】
第450回 霧島里山自然学校を10月18日(土)に開催しました。
稲刈り(今回は餅米)と、餅つき、ねったぼ作りです。
「お米の気持ち」という霧島食育研究会オリジナルの紙芝居があり、それを
スタッフの谷口さんが、「こめたん」というお米の妖精のぬいぐるみや軍手人形での演出も加え、とても楽しく演じてくださいました。
その後、私より、コメの歴史やお餅の由来、ねったぼについてお話しし、皆さんは田んぼに向かいました。
田んぼでは、スタッフの古江さんより、安全に稲を刈る方法、子どもさんでも行いやすい稲束の作り方の説明を受け、いよいよ稲刈りです。
田んぼの中には、小さな子どもさんも掛けやすい「ウマ」が竹で作られており、
「稲を刈る」「稲束にする」「ウマにかける」動作を、こどもさんと保護者の方と力を合わせて丁寧に行っていらっしゃいました。
稲を刈ることも、稲束を束ねることも、小さな子どもさんには手に負えないこともありますが、
古江さんは、「少しづつでも、何回かに分けてでも」とお伝えしており、そう伝えることで、ぐっと身近な取り組みになるなと感じたところでした。
休憩後は、餅つきです。
重さや大きさの違う杵をそろえているので、自分の体、力に応じて選んだ杵で、コメの目つぶしをして、交代しながら餅をついていきます。
今回は、臼2つで、それぞれ2キロの餅米をつきました。
お餅を4分の3は、丸餅用に、それぞれのご家族にお渡しし、皆さんで丸餅にしてもらいます。
残りのお餅に、お餅の4倍くらいの蒸したサツマイモを加えて搗き混ぜていきます。
お餅とさつまいもが一体となり、杵を持ち上げたとき、すーっと伸びるくらいになったら出来上がりです。
きな粉に砂糖と少しの塩を混ぜた中におとしいれ、まぶして皿に移します。
丸餅には大根おろしとしょうゆを混ぜたものをお付けし、庄内のお麩を入れたさつま汁をお出ししました。
お麩がトロンとなり、かつおだしや鶏の旨味、麦みそを風味がしみこみ、とてもおいしくなりました。
閉会式後は、すでに刈ってある稲を足踏み脱穀機で脱穀したり、畑のさつまいも、落花生を収穫していただきました。






