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第452・453回 霧島里山自然学校 でした!

【オリジナル体験プログラムと教材】
「霧島里山自然学校」第452回・453回開催しました!
11月15日と16日は、今年度最後の「霧島里山自然学校」でした。
農場は、抜けるような晴天の中、あたたかな日差しが降りそそぎ、畑の植物は葉の露がキラキラ輝いていました。

今回の活動は
・大豆の収穫と脱穀
・豆腐つくりの見学
・そばずい(鹿児島の郷土料理)作り
・ポン菓子(大豆・お米)

大豆はめぐり棒を使って、脱穀します。
竹の竿に、細い枝を束ねて、グルンと回して、大豆をたたき脱穀する仕組みになってなっています。
勢いをつけてリズムよくたたきつけることで、さやの中から大豆がポンポン飛び出します。
豆腐は、呉の状態にした大豆を、かまどで薪をたき、布の袋で絞ります。
袋の中が「おから」で、絞った汁が「豆乳」です。豆乳ににがりを加え、ザル豆腐にします。
おからは、おからドーナツにします。

そばずいは霧島の郷土料理です。霧島ではたっぷりの大根に、鶏などを加え、手打ちしたそばを、煮込んでいきます。
それぞれのご家族ごとに、そばを打ってもらい羽釜の湯でゆでてから、具材の入った汁で煮込みました。

畑でとれたササゲや小豆のおこわ、大豆をポン菓子機で炒り大豆にお米をポン菓子にしました。
出来立ての豆腐は錦江湾のお塩を少しだけかけると、大豆の甘さがますます引き立ちます。

今回、8月に紅葉窯の須藤さんご夫妻にご指導いただいた食器も、焼き上げてくださって、皆さんにお渡しすることもできました。
その出来栄えに、皆さん、びっくり!!その質感や色合いに、感激していらっしゃいました!!
ご家庭で、その食器で食卓を囲んでいらっしゃると思います!!須藤さん、本当にありがとうございました!!

活動の中で常に感謝しているのは、ご参加の皆様が、活動日をとても楽しみにして来てくださることです。
雨の日でも、生き生きとカッパや長靴でニコニコとしておいでになると、そのたびにうれしくなりました。
また、保護者の方々は、お子さんの様子をよく見つつも、手を出しすぎず、体験の大切さをよく理解し取り組んでくださっています。
本当にありがとうございました。

また、講師の古江さんはじめ、スタッフとして支えてくださった内園さん、谷口さん、兼吉さん、また
圃場管理などでお世話になった青山さん、中村さんにも、心より感謝申し上げます。
事前に打ち合わせ・準備をしっかり行い、毎回安全対策について入念に対応していただきました。
特に当日の予定外のことにも柔軟に丁寧に対応してくださり、あたたかな雰囲気を作ってくださいました。