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第234回 かごしま郷土料理マイスター講座でした

第234回「かごしま郷土料理マイスター講座」を開催しました。
今回のテーマは、私の地元「霧島の郷土料理」です。

「きいこん(骨付き鶏肉と野菜の煮物」
「かねんこだご汁(サツマイモにサツマイモでんぷんを混ぜた団子の汁)」
「タラの芽や新タマネギの天ぷら」
「菜花の白和え」。

きいこんは、鶏と野菜を菜種油で炒めてから、水を加え、煮ていきます。
野菜は面取りなどせず、だし汁も用意しません。
骨付き鶏と干し椎茸の旨みが野菜に十分に染みこみ、油のコクも相まって、たいへんおいしく出来上がります。
材料を切り込みつつ入れて煮ていくから「きいこん」。
ちゃんとした料理名ではなく、「調理の様子を一言でしめす」言葉が呼び名となっていたのでは、と思います。
そんな料理に魅力を感じます。