あくまき全部講座~1日目
100年フード認定記念-あくまき全部講座
毎年あくまき講座は行っていますが、
今年は霧島食育研究会が推薦応募した「あくまき」が100年フードに認定されたこともあり、これまでの経験や知見をフルに活用し、
3日間にわたって開催する「あくまき全部講座」を開催することにしました。
それで、今日はその1日目。「灰汁とり」をしました。
木灰は、「みかんの木の灰」と市販の2種の木灰、合計3種を使用し、参加者の皆さんに、各1升(1800ml)とっていただきました。
通常、木灰1升(重さで1300g)で2升の灰汁をとりますので、その半分量で行いました。
予め灰汁を落とす容器に1升分の水位を確認し、印をつけておいて、未使用の麦袋、さらしと重ね木灰をのせます。
羽釜でお湯を沸かしておいて、コーヒーを入れるときのように、上からお湯を落とします。
ゆっくり、時間をかけて灰汁をおとし、印のところまできたら、別の容器に移しました。
写真のとおり、木灰の種類によって、色も全く違います。
これまでに「きんかん」「ブドウ」「ごま」「大豆」「そば」「竹」などの灰で灰汁をとり、あくまきを作ってきましたが、
灰汁ごとに、煮あがる時間、色のつきから、味、香りも大きく違いますので、とても面白いです。
28日、29日と「あくまき全部講座」は続きます。とても楽しみです!!
テキストも、この講座専用のオリジナルなものです。