はじめての鹿児島料理の会 基本コースでした
6月25日は、第3期「はじめての鹿児島料理の会 基本コース」2回目の講座でした。
この講座は講義と実技で「調理の基本」の学び直しを行い、その成果として鹿児島の代表的な郷土料理16品を作るという、
5回連続のNPO法人霧島食育研究会オリジナルのものです。
今回の「調理の基本」は。「うま味とだしの関係」「炊飯の基本」「粉類の扱い」の3つ。
その成果として「さつますもじ(鹿児島の甘い混ぜ寿司)」「あおさと豆腐のすまし汁」「じゃんぼもち」を作りました。
人数限定で、すべての方がきちんと調理に関わるように運営しております。
調理の基本は、小学・中学・高校で授業の中で教わってはいるの(いるはず?)ですが、
もったいないことにその時の知識や技術は実生活に役立てられていないこともあります。
実際に食生活を営む立場になって初めて、はた・・・と困る場面も出てくるように思います。
その時、様々な情報媒体から出ているレシピを、その時々にたどって作るのも、一つの方法ではありますが、
「切り方」「はかりかた」「味つけのしかた」「だしのとりかた」「煮方」「揚げ方」・・・など、
基本を知っていると、材料も時間もよりよく活用できるように思います。
そこに、さらに、鹿児島の風土や暮らしに根差した、多くの料理を目指すことで、
鹿児島で生きる楽しさとか奥行みたいなものが感じられるのではないかなと思います。
次回のテーマは「炊き込みご飯の基本」と「揚げ物の基本」、
調理は「つあんつあん(落花生入りたきこみごはん)と、がね(サツマイモを使った甘い味付けの揚げ物)」です。