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第247回 かごしま郷土料理マイスター講座でした

11月17日 第247回 かごしま郷土料理マイスター講座

全36回、約160の鹿児島県内各地の郷土料理を学ぶことができる講座ですが、
試食を持ち帰りとしたことで、刺身などの生もの調理ができないことより、一部献立を変更しております。
そのようなわけで、今回は新メニューとなりました。

そまげ(さつまいもにそば粉をねりこんだもの)
煮なます(塩サバと大根・ニンジンのあたたかいなます)
ささみの昆布巻
キクイモの佃煮
あわごはん
カブの甘酢漬け

「そまげ」の「そま」はそばで、「げ」は粥。
つまりそば粉に湯を加えて練った「そばがき」の意味ですが、鹿児島の「そまげ」は、さつまいもを煮てつぶし、そば粉を加えて丸めたものを指しています。
鹿屋市吾平在住の堀之内節子さんより教わったレシピは、さらにもち米も加え、ずっしりとし腹持ちのよいおやつに仕上がっています。

煮なますは「ゆなます」ともいわれます。
塩サバのうまみが大根に染みて、一味をかけてアツアツをフーフーしながら食べる昔ながらの一品です。