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あくまき全部講座~1日目

あくまき全部講座 1日目
今回は3種の灰であくとりです。
「みかんの木」「竹灰」「市販の灰(原料の記載なし)」
それに残った灰(竹とミカン)も合わせて4つのあくができました。

基本は、灰1升(1.3キロ)で2升分(3.6リットル)のあくがとれます。
これは、私が約20年前に教わった割合です。
未使用の麦袋をつかうのも、その際教わりました。
晒を重ねて上に灰をのせ、かまどで沸かしたお湯を、2カップくらいづつかけていきます。
しばらくは、灰が水分を吸ってあくは落ちてきませんが、しばらくすると滴り落ちてきます。
今回は、ネル生地も使ってみました。
あくが落ちるスピードが少し早い感じはしましたが、今回は少量だったこともあり、価格の面などで麦袋と晒でもいいように思いました。
大量のあくとりだと利用しやすいかもしれません。

出来上がりのあくの色は、竹灰は非常に濃い褐色、市販の灰は紅茶のような深みのある赤茶色、みかんの木灰は麦茶のような薄い褐色でした。
濃い色のあくで作るあくまきの色が濃くなるわけではないので、そこも面白いし楽しみです。

あくは1週間ほどたってからあくまきに使った方がいいときいているので、29日にそれぞれのあくごとにあくまきを作ります!