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第258回 かごしま郷土料理マイスター講座でした

第258回かごしま郷土料理マイスター講座
今回のテーマは「鹿児島と筍」

「一でめ 二こさん 三から 四(し)もそ」
と評される、鹿児島のたけのこですが、竹ほど鹿児島の食卓に根差している植物はないのでは、と思います。

筍として食べるだけでなく、竹の皮を「あくまき」「田植え団子」などに使い、その抗菌効果が、食品を傷みにくく保存してくれます。
また、「ざる」「ばら」「ちゃべろ」など、様々な加工・形に適した弾性、しなやかさ、強さ、殺菌性を持ち優れています。
今は使用されることも少なくなっていますが、それぞれの容器や道具は、鹿児島はじめ近隣の竹職人によってつくられ、家庭で長く大切に扱われてきました。

調理は、
「たけのこと鶏のたきこみごはん」(孟宗竹使用)
「たけのことツワの煮しめ」(コサンダケ使用)
「たけのこのきんぴら」「わかめとの酢みそかけ」(ともに孟宗竹使用)
「かきたま汁」(コサンダケ使用)
ほかに、クレソンの胡麻和え、ハツカダイコンの酢漬けなど。