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川辺町での親子料理講座でした!

川辺町で「親御さんと子どもが一緒に料理する講座」を開催しました。
農林水産省の支援をうけ、鹿児島県内で4か所、福岡県内で4か所の計8回の料理教室を実施するとともに、
「子ども食堂」利用者向けの動画付きレシピ集を鹿児島版・福岡版各2000部作成し、
その後各地の子ども食堂を介して、子どもたちに届けるという取り組みの一環です。

県内開催の第1回目を、川辺で「高田にこにこ食堂」という子ども食堂の運営を行っていらっしゃる、東達子さんのグループの皆様に、講師・指導をお願いし、
地元ならではの「豆腐いりガネ」「山下ずい」「大根葉のよごし」「おにぎり」を子どもさんと保護者の皆さまと、一緒に実習しました。
地元の食材を使い、地元の食文化につながる料理を、地元の人に教わる、このような活動の重要性を一層強く感じました。

とくに「山下ずい」は、地元高田に伝わる料理です。
鶏肉と豆腐を甘辛く炒り上げたものが基本となり、そこに野菜など加えています。
山下さんというお爺さんが、共同で管理している山の手入れのあと、つくり皆にふるまったことより、そのように呼ばれるようになったとのこと。
80代以上の高齢者の皆さんは覚えているそうで、指導してくださった東さんも数十年ぶりに、
「そういえばそういう料理があった」と、思い出し、作ってみたとのことでした。由来が面白いです。
また、新米のおにぎりのおいしさは何物にもかえがたいものでした!

※この事業は、地域の関係者が連携し取り組む食育活動を、農林水産省が支援する令和4年度(補正)消費・安全対策交付金のうち地域での食育の推進を活用して実施しています。