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第279回 かごしま郷土料理マイスター®講座でした

今日は、第279回「かごしま郷土料理マイスター®講座」でした。
この講座は、土曜コースと平日コースがあり、通常はそれぞれ別のメニューを作るのですが、今月は双方「酒ずし」をつくりました。
「酒ずし」は、寒くても暑くてもどうにも塩梅が悪くて、暖房も冷房の必要ない、この時期だけの料理ではないかと思います。

木の芽と桜鯛と灰持酒(あくもちざけ)が、酒ずしの必須食材です。
錦江湾の桜鯛の刺身、エビやキビナゴもそれぞれ酢〆にし、シイタケやきくらげ、たけのこ、人参、ゴボウ、さつま揚げなどを、素材に合わせた調味料で煮て、酒・砂糖・塩をめしと合わせ順々に桶に詰めていきます。

鯛のアラの潮汁、豚肉とタケノコを主材料にした「しゅんかん」(筍羹とも、春羹とも書きます)の甘い味付けが、まさにこの時期の御馳走です。