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第280回 かごしま郷土料理マイスター®講座でした

あくまきのルーツ「唐人まき」、「かつおのこぼっさき」「卵の寒天」「さとうめし」を作りました。
(第280回 かごしま郷土料理マイスター講座)

「唐人まき」は、本土南端の坊津に伝わる郷土料理です。
ダンチクの葉2枚で灰汁に浸してもち米を三角錐の形に包んで煮ます。
坊津久志の博多浦地区の唐人町で、唐人さんたちに教わったとされています。
講師をお願いしたのは、坊津在住の米山さん、早水さん、内田さん。
JA南さつま女性部・食生活改善推進員として、毎年この時期に研修を行い継承につとめていらっしゃいます。
この数年、何回もお邪魔しご指導をいただけていたご縁で、今回マイスター講座でもご指導いただけることになりました。

また、「かつおのこぼっさき」は、保存食として、昔から坊津地区で作られてきた料理です。
夏の食べものとして、昔は、切り身を短冊に切り炭火で何回もつけ焼きしていたといいます。
炭火や囲炉裏で焦げないように乾かすことを「こかす」といい、乾かした魚を「こかし」と呼んでいました。
これがなまって「こぼっさき」になったと言われています。
今回は、グリルで素焼きして甘辛く煮からめるという、作りやすいレシピにアレンジしていただきました。

「卵の寒天」は、甘い寒天液に、溶き卵を流し入れたもの、「さとうめし」は、炊き立てのご飯に、削った黒糖を混ぜたものです。
「こぼっさき」と共に、春の花見弁当に入れて持っていたそうです。
どれも砂糖をたっぷり使います。
日ごろは、質素なつつましい暮らしの中で、特別な日の御馳走として、心を込めて作り上げたものだろうと思います。