鹿児島の郷土料理のオノマトペ 第1回調査(12月1日)
第19回 霧島・食の文化祭で、来場者の方を対象に
「鹿児島の郷土料理」に、どんなオノマトペの印象を持っていらっしゃるか調査しました。
オノマトペとは、擬音語と擬態語の総称で、
「食のオノマトペ」は「しゃきしゃき」「ぱりぱり」「しっとり」など、食材の様子などを音で表したもの。
日本の食のオノマトペの数は外国語より多いそうです。
食べてどう感じるかはとても個人的なものであるがゆえに、オノマトペは、食べものの性質、特徴、好みを知る上でとても興味深いものです。
それで、鹿児島の代表的な郷土料理のパネルを作り、御自分が感じるオノマトペをお聞きしました。
その結果
・「あくまき」→ 第1位 もちもち 第2位 ぷるぷる
・「がね」→ 第1位 かりかり 第2位 ほくほく
・「さつまあげ」→ 第1位 ふわふわ 第2位 きちきち
となりました。
この結果より、例えば
「あくまき」は、米粒がしっかり膨らんで灰汁がしみこんだ餅状・ゼリー状のものがお好きな方が多いんだなとか、
「がね」はしっかり揚げたカリカリ状のもの、サツマイモは少し太めの切り方が好みなのかな。。。と想像しております。
別の機会にも、第2回、第3回と継続していこうと思います。