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第297回 かごしま郷土料理マイスター®講座でした

第297回 かごしま郷土料理マイスター講座を開催しました。
調理はできるだけシンプルに作りやすいレシピで行っています。
また、調理の際、どうしても出てしまう、野菜・果実の皮などもできるだけ使用して献立を組み立てています。
試食の際も「おいしい!」「おいしい!」のお声をたくさんいただいています。
鹿児島の郷土料理・家庭料理にご興味のある方、いらっしゃったらご入会されませんか。

「豚肉入り炊きおこわ」
「塩サバと大根の煮なます」
「サバのつみれ入りみそ汁」
「ゆべし」
「白花豆甘煮」
「大根の皮のゆず漬け」
「ゆず皮の甘煮」

「煮なます」は「湯なます」ともいわれ体を温める一品です。
炒めた大根や人参に酢を加えて煮ていきます。そこに塩サバやイワシ、アジ、キビナゴなどそれぞれの地域で手に入る青魚を加えるのが特徴です。
魚の濃い旨みが野菜に染みつつ、酢でさっぱりとした味わいになります。
仕上げに七味か一味も振り、アツアツをフーフーとしながら食べると汗がにじむくらいにホカホカしてきます。

「ゆべし」は、幼い頃は、とても不思議な味の食べ物だなと思っていました。
麦みそと唐辛子、ゆずが入り子どもには刺激的な風味だったからでしょう。
今でもこの時期は、手作りの物をいただくことがありますが、作り手により麦みそやトウガラシ、砂糖の量には違いがあり、
好みに合わせて調整されているようです。