養蜂の世界と蜂蜜味わい体験!

「養蜂の世界と蜂蜜味わい体験」
かごしま郷土料理マイスター®協会主催で、かごしま県民交流センターを会場に行いました。
講師は、薩摩川内市と秋田県東成瀬村を拠点に養蜂事業をご夫妻で展開される吉澤容子さん。
マイスター講座の受講生もあられます。セイヨウミツバチによる10種のはちみつを製造販売していらっしゃいます。
本日は座学と7種のはちみつの味比べ、また、パンやチーズ、ナッツなどの相性なども、味わいつつ比較することもできました。
座学では主に、以下の内容をパネルを使いお話してくださいました。
・養蜂家の1年(花の開花に合わせ巣箱を移動し採蜜、移動中は常に風を送る必要がある、冬季はミツバチを増やし出荷)
・ミツバチの生態(群れは女王バチ1匹、95%の働きバチ(全部メス)、5%のオスで構成される)
・働きバチの役割(寿命は40日で、誕生後すぐは巣の中で働き、寿命が尽きる2~3週間前に巣外での花粉集めを行う。集める蜜の量は、一生で小さじ1杯程度)
・ミツバチの置かれる環境(世界中の農産物のうち70%はミツバチによる受粉が必須、都市開発などにより蜜を持つ植物が激減している、農薬による危害も甚大)
7種のはちみつの味比べ(私の感想)
・アカシア、ケンポナシ、クリ、リンデン、マロニエ、ソバ,イタチハギ。
・風味(濃厚~さっぱり)、感じる甘さのちがいなど、ワークシートに記入。
・アカシアやマロニエ、イタチハギは、上品なさわやかな甘さ、くせがなく紅茶やヨーグルト、パン、ナッツなど様々に楽しめる
・ケンポナシは、個性的な風味、漢方薬の風味が少し感じられるようだが、まさにくせになる味。紅茶に入れて一番好きな味。マスタードを加えたポテトサラダに上から垂らすと大人の味わい。
・クリは、クリの花の独特の香りが感じられ濃厚。油の風味にも負けないので、揚げたパンやフレンチトーストによく合う。
・ソバは、見た目は黒蜜。非常に濃厚で存在感がある。バニラアイスクリームなどに合う。そば汁に加えているお店もあるそう。
講師の吉澤さんは、試食用に、おいしいパン・チーズ・ナッツ・大根レモンはちみつの材料も準備してくださり、
とても興味深く、楽しく、おいしい時間となりました。
いただいた資料の最後にこんな言葉がありました。
「もし地球上からミツバチが消滅したら人類は4年と生きられないだろう。ミツバチがいないと受粉出来ず、作物はなくなり、人類もいなくなるだろう」
ミツバチの小さな営みの積み重ねが、人間の生命にとって欠かせないものであり、もっと理解を深めないといけないと感じる研修でした。
吉澤さん、ありがとうございました。




