喜入での食の研修

喜入での食の研修
参加者は、NPO法人霧島食育研究会会員・かごしま郷土料理マイスター協会員はじめ、新聞での広報でお申込みいただいた計20名。
地元食材の生産物を活用した体験活動の提供の実際の中から、地域の特徴・実情に即したリスクコミュニケーションを学び、
今後の食生活に活用することを目的として開催しました(鹿児島県農政課よりの委託事業です)。
まずは、地元食材を活用した体験活動の実際として、喜入に伝わる「豊祭そば」を通して、喜入の食生産の歴史等、その歴史に根差した食文化を学びました。
瀬々串地区コミュニティ協議会のスタッフ皆様に「豊祭そば」つくりをご指導いただきました。
米どころでないが故のそばの生産、また、生サバをさばき、焼いた「焼きサバ」でだしを作る独特の調理法など、
まさに、喜入ならではの「あるもので作る」郷土料理であり、それを次の世代に、伝えていく意欲を強く持ったスタッフの皆さまに大変感銘を受けました。
また 午後は、喜入旧麓にて、地元ガイドの方に地区内をご案内いただきながら、
旧麓地区の暮らしに触れ、その後、皆様で運営されている交流館陽だまりで、地元食材を活用した交流活動の実際についてお伺いしました。
さらに、この研修全体を組み立てにお力添えいただいた、
チアリップル 大脇裕美様に、これまでのご活動における、県内各地での地元食文化に根差した、活用法や食品の安心・安全についてのお話をいただきました。
この研修では、喜入支所の皆様にも、活動全体において細やかにサポートいただきました。
心より感謝申し上げます。




