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第212回「霧島たべもの伝承塾」でした!

第212回 霧島たべもの伝承塾を開催しました
(12月22日(月) 霧島公民館)
「お正月料理をワンプレートに盛り付ける」
エビだしのお雑煮をお椀で、きいこん(鶏と野菜の煮物)を陶器のお皿に、エビの酒煮や黒豚の昆布まきなどを黒の折敷に盛り付けます。

使用した食器はすべて霧島公民館の備品です。
公的な施設に、このような食器があることは本当にありがたいです。
以下、少しですが、霧島公民館について書かせていただきました。
霧島公民館(一昨年までは霧島保健福祉センター)の、清潔さ、道具の管理(使用者が毎回行っている)、食器の美しさは、別格です。
施設ができたときに、役場の担当の方が、霧島の窯元を回って集めてくださった焼き物の小皿、大皿に加え、
お椀も、味噌汁椀に加え、黒塗りのふた付きのお椀もあります。

当時、フリーの管理栄養士として霧島町の保健事業に関わっていたこともあり、担当者にどんな食器・道具が必要か、どのような場所に管理するのが良いか意見を求められ、収納の仕方も、ともに検討しました。
また施設内の各所(例えば畳ベットのある授乳室など)も、様々な意見を取り入れて整備したと聞いています。
以来、調理室を毎月使用させていただくたびに、参加の皆様とともに、備品の一個の不足もないように、きちんとチェックしてきました。
ほかの利用団体の皆様も同じだと思います。
ですので常に、必要な器具や食器が決められた場所に整然と清潔な状態で置かれ、次の調理を待っています。
これらのことは、施設全体の運営の仕組みの中のほんの一つのことかもしれませんが、常に愛着と責任を持って利用できることは、この霧島公民館の素晴らしいところだと思っています。